姿勢が肩こり・腰痛を変えた!その秘密とは?

ビジネスパーソンの方々は一日の三分の一、残業も入れると
起きている時間のほとんどを職場で過ごしていると思います。

通勤・職場での姿勢を見直すだけで腰痛、肩こり、首の痛みなどの症状が
早く改善します。早速今日から試してみて下さい!
私たちは普段何気なく色々な姿勢をとっていますが、
例えば、体重70kgの人が
立っている姿勢で、腰椎椎間板の4番にかかる負担は100kg。
20度前屈した姿勢だと150kg。
10kgの荷物を持ちながら20度前屈した姿勢では220kgもの負担がかかる
と言われています。

正しい立ち方をしていない場合、いつも腰椎椎間板に余計な負担がかかり
慢性腰痛や腰の痛みをかばうために起こる、カラダ各部の歪みと痛みにつながっていきます。

通勤電車待ちをこんな姿勢でしてませんか?

基本の立ち姿勢を意識してみましょう。

この姿勢をとることによって、人間の理想的な背骨の生理湾曲が
形作られ、カラダの各部にかかる負担が最小限に抑えられます。


近年パソコンを使ったデスクワークの方も多いと思いますが、
座った姿勢ではどうでしょうか?

体重70kgの人が座った姿勢では腰椎椎間板の4番にかかる負担は
140kg(パソコン作業や車の運転の姿勢ですね)といわれています。
更に、座位で顎を突き出したような姿勢(座位での携帯電話操作など)だと185kg。
もっと悪い姿勢だと(座位での居眠りなど)275kg
だといわれています。

仕事中や電車で座る際にこんな姿勢してませんか?

腰椎にかかる負担はもちろんですが、これらの姿勢は首にも大きな負担をかけます。
腰痛や肩こり、首の痛みがある方は、下記の手順で
疲れにくい座り方をやってみて下さい!


「カバンを持つときのポイント!」

かばんは毎日持ち歩くものなので、
いつも同じ側の肩や腕へかばんを
かけたり持ったりしていると、
カラダの歪みを作り出している場合があります。
なるべく交互に持ち替えることをオススメします。
ショルダーバックをお使いの方で、肩こりの酷い方は、
ショルダーを幅広のものに付け替えたり、タオルを挟むと
肩こりの硬い部分にショルダーが食い込むのを軽減することができます。
五十肩や肩こり、腕の痺れでお困りの方は
かばんの中の荷物を最小限にし、持ち方を見直す、
電車では網棚にかばんを置くなど腕を使わない時間を
作ることも大切です。


「運転姿勢はここに注意!」

運転すると腰が痛い、すぐ疲れるという場合、
運転姿勢が正しくないケースがあります。
腰に負担がかからないよう、背中とオシリをシートに
ピッタリとつけ、深く腰かけましょう。

ブレーキペダルを目一杯踏み込んだとき、
膝が伸びきらないようシートの位置を調整します。
調整を忘れがちなのがヘッドレスト。
真横から見て自分の耳の後ろの位置に
ヘッドレストの中心が来るように、
自分の座高に合わせてヘッドレストの高さを調整します。
頭をヘッドレストに着けておくと、前屈みで首が前に
出るような姿勢を予防できます。